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 9日に開会式がある平昌(ピョンチャン)五輪のフィギュアスケート団体戦に、男子の羽生結弦(ANA)が出場しない見通しとなり、団体日本のメダル獲得はより厳しくなった。9、11日にあるショートプログラム(SP)とショートダンス(SD)の5位以上の国が争う12日のフリー進出を目指す。

 複数の関係者によると、昨年11月に右足首を痛めた羽生は、16日にSPがある個人戦に向けて練習を積んでいる。韓国入りは団体戦に合わせない見込みだ。

 日本は、団体戦の男子SPに宇野昌磨(トヨタ自動車)、同フリーに田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)が出ることが予想される。女子はSPとフリーを宮原知子(関大)と坂本花織(シスメックス)で分かれて滑りそうだ。アイスダンスは村元哉中(かな)、クリス・リード組(木下ク)、ペアは須崎海羽(みう)、木原龍一組(木下ク)の各種目唯一の五輪出場組が滑る。

 前回ソチ五輪金メダルのロシアから個人資格で参加する選手で組むOAR(ロシアからの五輪選手)、各種目に世界選手権メダリストがそろうカナダ、男子とアイスダンスを中心に好選手がそろう米国の3強がトップ選手を起用してきた場合、それを上回るのは難しい。ペアと男子に昨季世界選手権メダリストがそろう中国、女子やアイスダンスが強いイタリアも強敵だ。

 日本は、宇野と宮原が3位以内を狙いたい。村元、リード組や、田中、坂本が一つでも順位を上げて意地を見せたいところだ。(後藤太輔