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 自分の体内から免疫細胞を取り出し、遺伝子操作でがんを攻撃する力を高めて再び体内に戻す新治療法に注目が集まっている。「CAR(カー)-T(ティー)細胞療法」と呼ばれ、昨年米国で一部の白血病で承認された。日本でも臨床研究が始まっている。

 2012年、難治性の急性リンパ性白血病を患った米国の少女に世界の注目が集まった。抗がん剤も効かず、骨髄移植もできなくなったエミリー・ホワイトヘッドさん(12)のがんが消えたからだ。エミリーさんは米ペンシルベニア大のカール・ジューン教授らによるCAR―T細胞療法を受け、5年たった今もがんの再発はないという。

 ジューン教授の研究をもとに、製薬大手「ノバルティス」が急性リンパ性白血病患者のCAR―T細胞療法の治験をしたところ、8割でがん細胞が見つからない「寛解」という状態になった。これを受け、米食品医薬品局(FDA)は昨年8月、「キムリア」と呼ばれるCAR―T細胞療法を承認した。

 人間には体を異物から守る免疫…

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