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 4日に都内であった、ネクストリボンプロジェクトのプレゼンイベントで、俳優の古村比呂さん(52)は、自身のがんが再々発したことを打ち明けた。昨年11月に肺とリンパ節への転移がわかり、今年1月から抗がん剤治療を始めたという。

 「自覚症状もなくて、なぜまた私にできるの、と思いました。がんと闘うのではなく、向き合うことで新たな気づきがあると思う」と涙ながらに語った。

 古村さんは2011年、検診をきっかけに子宮頸(けい)がんが分かり、翌年に子宮を全摘。17年3月に子宮頸がんの再発が分かった。「頑張ってきたのに何でだろう。怖さがこみあげたけど、『検診していたから早く見つかったんだ』と考えるようにした」と当時の心境を振り返った。

 7月末に仕事に戻ったが昨年11月末に受けたCT検査で、肺とリンパ節への転移がわかったという。現在は通院で抗がん剤治療を受けている。副作用のために髪の毛が抜け、この日はウィッグを着けて登壇した。

 「まだ気持ちの整理がついていない」としながらも、「独りではがんと向き合いきれないと痛感しています。このイベントで大きな力をたくさん頂いた。仕事をもちながら治療を続けることが当たり前の社会になってほしい」と話した。(水野梓