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 4日に韓国に到着した平昌(ピョンチャン)冬季五輪の日本代表選手団の本隊。襄陽(ヤンヤン)国際空港では4、5個のスーツケースや段ボール箱をカートに載せ、選手村へ向かうバスに乗り込んだ。段ボール箱に注目すると、カレー、中華丼、カップ麺……。滞在中の食事内容が垣間見えた。

 ショートトラックの選手の荷物には、無地の段ボール箱に黒色の油性ペンで高野豆腐、みりん、料理酒、もち、プルーン、サプリ米、みそ、タッパーと内容物が記されていた。レトルト食品だけでなく、現地で簡単な調理もするようだ。

 今大会では、選手らは雪上競技のある平昌と氷上競技の江陵(カンヌン)の2カ所の選手村に分かれて滞在する。いずれも食堂やカフェがあり、選手は24時間利用することができる。日本でもおなじみのファストフード店もある。

 それでも、日本食は欠かせない。スピードスケート女子の神谷衣理那(高堂建設)は数年前に海外大会で調子が悪かった際、今大会の日本選手団主将を務める小平奈緒(相沢病院)から白米を食べるようアドバイスを受けたという。以来、海外には炊飯器を持参し、塩昆布やふりかけも欠かさないという。「お米を食べるようになってから、体調を崩すことがなくなって。やっぱり食事って元気が出る。大事なんだなって思います」

 大会組織委によると、選手村への持ち込みについては、選手が直接持ってきた未開封の食べ物や飲み物ならすべて可能で、制限はない。また、家族らからもらった食べ物は、一定量のスナック菓子だけ持ち込みが可能という。(藤田太郎