市民らの募金でつくる特別養護老人ホームが3月、盛岡市で開所する。盛岡圏域だけで1200人を超すとされる入所待機者らの声を受け、2011年から市民が動き出していた。募金で特養が建つのは県内では初めてで、全国的にも珍しいという。
ホームの名称は「はなみずき」で、同市南仙北3丁目に建設中。盛岡バイパスから近く、遠方から見舞いに来る家族の利便性も考慮した。3階建てで入所定員は90人。短期利用であればさらに10人受け入れることができる。
募金は元盛岡医療生活協同組合員などによる市民団体「特別養護老人ホームをつくる会」が集めた。11年につくる会を結成後、土地などを確保し、15年、市によって建設が認められた。
つくる会は同年5月から、土地取得にかかった1億2500万円とホームの運営資金6500万円の計1億9千万円について募金を開始。17年11月までに県内をはじめ全国からのべ4600件を超える寄付が寄せられ、目標額を達成した。
県によると、17年4月1日時…
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