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 学校法人加計(かけ)学園(岡山市)が今春開学する岡山理科大獣医学部をめぐり、校舎が建つ愛媛県今治市は5日、学園の建設計画が妥当かどうか審査するために設置した「専門委員」による報告書を公表した。校舎の建設費や安全性、市から学園への補助金について、「問題ない」とまとめた。

 審査結果は先月12日に口頭で発表され、この日は結果をまとめた報告書が市議会の特別委員会に提出された。特別委の委員からは学園の財政状況や災害時の対応への質問が出たが、市の担当者は報告書をもとに「心配ないととらえている」などと答えた。審査にあたって検討した校舎の図面など学園側の資料は「安全面への配慮が必要」などとして公表されなかった。

 市が半額を上限に補助する事業費192億円について、市民から「高すぎるのでは」などとの指摘が出たことを受け、専門委員に審査を依頼。5人の委員は図面などを調査したうえで、建設費や市の手続きに対して「適正である」「違法性はない」と結論づけた。