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 うつ病になり、白浜町・三段壁で自ら命を絶とうとした男性の手記が、希望の歌に生まれ変わった。和歌山市のシンガー・ソングライター内川樺月(かつき)さん(26)が作詞作曲し、柔らかな歌声で、思いを届けている。

 曲の元になった手記は、県内在住の50代の男性が書いた。仕事を失ってうつ病になり、約7年前、気づいたら暗闇の絶壁に立っていた。飛び降りようとした瞬間、船のライトが輝いた。「見つかる」と思い、とっさに身を潜め、その場から引き返した。

 元々、高速道路の照明を設置する仕事をしていた。ライトを見て、自分がともした照明を思い出した。頭上を見上げると、満天の星。「命を絶たんとしている自分は決して一人ではない。これほどの光が見守ってくれていたと気づいた」。涙があふれた。

 その後、支援につながることが…

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