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 米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル新議長(65)が5日、議長就任の宣誓式に臨み、第16代議長に正式に就任した。任期は4年。宣誓式後のビデオメッセージでは「我々が何を、なぜやっているかについての説明を尽くす」と強調。「変化するリスクに対応すべく準備する」とし、「客観性、独立性、誠実さをもって国民に仕えるため全力を尽くす」と話した。

 パウエル氏は弁護士で、2012年に理事に就任。約40年ぶりに経済学者ではない議長となる。

 FRBは今年3回の利上げを想定しているが、景気過熱を抑えるため年4回の利上げとの観測もある。2日発表の1月の雇用統計では、賃金が約9年ぶりの高い伸びとなり、利上げ加速の観測から株価が急落。パウエル新体制は波乱のなかでの船出となった。(ワシントン=五十嵐大介