黒田健朗
陸上自衛隊のヘリコプターが墜落した佐賀県神埼市の現場は、田畑に囲まれた住宅地帯の一角。記者が5日午後5時過ぎに到着すると、周辺の道路には規制線が張られ、近寄ることができなかった。
到着してから1時間たっても、現場から東に100~200メートルほど離れた田畑の周辺には黒煙が立ちこめ、ヘリが墜落したとみられる民家から火が上がっているのが見えた。一帯は焦げ臭いにおいが充満し、田畑にはヘリの残骸とみられる数センチ~数十センチの部品があちこちに散らばっていた。
雪が舞う中、近所の人たち数十人が屋外に出て、墜落した地点の方向を心配そうに見守っていた。付近には、消防車やパトカー、救急車が少なくとも計十数台、自衛隊のものとみられる車両も到着した。(黒田健朗)
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朝日新聞社会部