[PR]

 川崎市は6日、JR武蔵小杉駅(同市中原区)の激しい混雑が問題化していることを受け、同駅の混雑対策を担当する課長級ポストを4月に新設すると発表した。ラッシュ時にホームが通勤客で埋まり、危険性が指摘されてきた同駅。市は「命に関わる差し迫った問題」として対策を急ぐ。

 同駅の乗車人数は、横須賀線の新駅ができた直後の2010年度は約9万9600人だったが、16年度は約12万8千人に増えた。東急線の駅もあり、都心へのアクセスもよいため周辺にタワーマンションが立ち並び、人口が増えている。平日の朝は長い列に並ばないと改札に入れない。これまで同市の福田紀彦市長は記者会見で「相当危険な状態」と指摘していた。

 市は新ポストの職員ら7人態勢で、住民から転落防止策として要望が上がっているホームドアの設置や、混雑緩和のため列車の編成を長くすることなどについてJRとの調整に取り組むほか、時差出勤で混雑を緩和する「オフピーク通勤」の導入も進める。(斎藤茂洋)