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 高級スポーツカーブランドが、人気のSUV(スポーツ用多目的車)市場に相次いで参入している。イタリアのランボルギーニやマセラティは、新型の高級モデルを投入し、注目を集めそうだ。

 「新しいランボルギーニの時代が始まる」。都内で6日あったランボルギーニの新型SUV「ウルス」の発表会で、ステファノ・ドメニカリCEO(最高経営責任者)が強調した。

 今秋から日本で売り出す「ウルス」は、排気量4リットルの8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高時速305キロ。価格は消費税込み2779万9200円からと高額だ。ランボルギーニにとって日本市場は販売台数2位の「お得意様」。ドメニカリCEOは「今後2年間で日本での販売を2倍にしたい」と意気込んだ。

 マセラティも2016年10月に「レヴァンテ」(986万7千円から)を発売。17年の同社の日本販売台数の約半分をレヴァンテが占めており、1千万円クラスのSUVの中では最も売れているという。

 映画「007」のボンドカーとして知られるアストンマーティン(英国)も、19年後半以降にSUV「DBX」を日本で発売する予定。スポーツカーブランドのSUV競争はさらに激しさを増しそうだ。

 スポーツカーSUVの先駆けとされているのがポルシェ(ドイツ)の「カイエン」(944万円から)だ。02年に日本で発売以降、これまで累計1万5千台以上を売った。小型SUV「マカン」(699万円から)も14年に投入。マカンは同社の日本販売のうち3割を占めるなど、カイエンと並ぶ人気車種になっている。

 「新型車を断続的に導入することがプレミアムSUV市場を牽引(けんいん)するために必要」(七五三木〈しめぎ〉敏幸社長)として、今夏には、8年ぶりに全面改良した新型カイエンを発売する予定だ。(高橋克典)