【動画】大雪で福井市の国道8号では、大規模な渋滞が発生していた=依知川和大撮影
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 福井市では6日午後2時現在の積雪の深さが136センチに達した。福井地方気象台によると、福井市で積雪が130センチを超えたのは、1981年の「五六豪雪」以来37年ぶりで、平年の6・4倍だという。24時間で降った雪の量は、66センチに上っている。

 北陸地方は各地で雪が降り続いており、金沢市の積雪は69センチで平年の4・6倍、富山市は65センチで平年の2・6倍となっている。

 6日午後2時現在、各地の積雪量は次の通り。九頭竜(福井県大野市)214センチ▽加賀菅谷(石川県加賀市)161センチ▽白山河内160センチ(同県白山市)▽大野(福井県大野市)130センチ▽武生(同県越前市)95センチ。

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 〈「56豪雪」〉 北陸地方は1981(昭和56)年の冬に記録的な豪雪に見舞われている。「56豪雪」と呼ばれ、福井市の積雪の深さは最大で196センチに達した。気象庁によると、住宅倒壊などの被害が相次ぎ、全国の死者は133人、行方不明者は19人に上った。

石川では6人が重軽傷 重さで民家屋根に穴も

 石川県危機対策課の6日午後3時時点のまとめでは、この日の除雪中に県内で5人が重軽傷を負った。このうち小松市で女性(47)が除雪機から転落し、腰を打って重傷という。

 一方、能美市では民家の屋根に穴が開いた。同市によると雪の重みが原因とみられ、住人の70代の男性にけがはなかったという。

 県教委によると、公立は小学校121校、中学校45校、高校17校などが休校となった。

けが人相次ぐ

 福井県災害対策本部の6日午後5時までのまとめによると、今回の雪の影響で、男女3人が重軽傷を負った。

 5日には大野市で男性が自宅の屋根の雪下ろし中に転落し、左手首に重傷。6日にも、同市で男女2人が自宅の除雪中に転倒し、頭や背中を打つけがをした。

 一方、勝山市では工場だった建物の屋根が雪の重みでつぶれた。

ドライバー向けに休憩所開設

 大雪で足止めされたドライバーらに休憩してもらうため、近畿地方整備局は6日夕、福井県坂井市内のコミュニティセンターなど3カ所の休憩所を開設した。7日朝まで利用できるという。

 福井河川国道事務所によると、3カ所は高椋コミュニティセンター(坂井市丸岡町西里丸岡)▽のうねの郷第二コミュニティセンター(同市丸岡町坪江)▽堀水区ふれあい会館(同市丸岡町堀水)。