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 橋下徹氏(48)が大阪府知事として政界に登場して10年になる。大阪ではこの春、80年を超える歴史をもつ大阪市営地下鉄が民営化される。秋には大阪への誘致を狙う2025年万博の開催地が決まる。大阪都構想の住民投票を再びめざす動きもある。賛否が分かれる「橋下流」で、大阪はどう変わったのか。

橋下徹氏
はしもと・とおる 1969年生まれ。弁護士。2008年2月に大阪府知事に就任。11年12月には大阪市長に。首長の立場で地域政党の大阪維新の会と国政政党の日本維新の会を立ち上げ、代表を務めた。15年12月に市長を退任して政界を引退。講演活動やインターネットテレビなどで発信を続ける。

 大阪市役所で「官から民へ」の動きが進む。4月に民営化する市営地下鉄の改革はトイレから始まった。

 ブランドショップが周囲に集まる大阪・心斎橋駅のトイレの一つは、2016年末に面積を1・6倍に広げた。間接照明や木目調の内装で高級感を演出し、着替えができるフィッティングコーナーもある。

 大阪市交通局の男女2人の若手職員が百貨店やファッションビルのトイレを視察し、半年がかりでデザインを練り上げた。交通局建築部の小野山匡(ただし)係長(40)は「以前は『丈夫で長持ち』が優先だった。お客様の気持ちや立地に配慮し、いかに快適に使ってもらえるかを考えた」と話す。

 「臭い」「汚い」と苦情が多かった市営地下鉄のトイレ改修は、13年からの4年間に108駅で一気に進んだ。主導したのは大阪市長時代の橋下氏である。

 「サービス業における割れ窓理…

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