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 4月の認可保育施設の入園を前に、保育園を探す「保活」が今年も厳しさを増している。激戦区である東京都目黒区では9日、1次募集の選考結果が発表された。開庁と同時に問い合わせの電話が鳴り響き、窓口には保護者が続々と訪れた。

 選考結果は郵送されるが、目黒区では窓口でも問い合わせに応じる。そこで、一刻も早く内定の有無を知りたい保護者が多く詰めかけた。職場復職の相談のほか、落選した場合に2次募集への申請や、認可外保育園への予約を急ぎたいためだ。

 会社員の女性(43)は、長男(4)が通う認可保育園に次男(0)が内定した。小学2年生の長女のときも厳しい保活を経験したといい、「長い保活生活が終わり、やっと安心できる」と胸をなでおろした。前日は、緊張や不安で眠れなかったという。

 長男(1)が内定した会社員の女性(43)は「半年前から月額13万円の認可外保育園に預け、入りやすくしていた。結果が出て、とにかくほっとした」と話した。

 一方、子育て支援施設で知り合ったという母親3人は、いずれも0歳児クラスへの入園を申請したが、誰も内定しなかった。このクラスは460人の募集枠に対し、3人とも500~600番台だった。

 「みんなフルタイムの共働き。3人の誰かは入れると思っていた。どうすれば入れるのか、教えてほしい」と母親の一人。「育児休業を延長するしかないかも」と漏らした。

 目黒区の昨年4月時点の待機児童は617人。今年も多くの待機児童が出る可能性がある。

 各自治体は1次選考で大半の募集を終え、空きがある認可保育施設について2次選考を行う。落選した場合は2次選考に望みを託しつつ、園と直接契約をする認可外の施設などを探すことになる。(中井なつみ、足立朋子)