結婚の延期が公表された秋篠宮家の長女眞子さま(26)と国際基督教大学時代の同級生の小室圭さん(26)。公表から一夜明けた7日、お二人は普段通りに出勤した。ゆかりの人たちからは戸惑いや激励の声が聞かれた。

 午前7時すぎ、小室さんは勤務先に向かうため、横浜市内の自宅マンションを出た。柔らかい表情で報道陣に「おはようございます」と声をかけ、一礼してタクシーに乗り込んだ。眞子さまも午前10時50分ごろ、いつものように車で仕事場があるビルに到着。車内で報道陣に向けて軽く一礼した。

 お二人は昨年12月、大学時代にデートした神奈川・葉山の海を見渡す店をお忍びで訪れた。別々の交通手段で現地で合流する「極秘」デートだが、交際は順調に見えた。その矢先の延期決定だけに、関係する人たちに驚きが広がった。

 小室さんが「湘南江の島海の王子」として観光PR活動に携わった神奈川県藤沢市。同市観光協会の山口幸雄会長は「驚いた。こちらとしては、見守っていくしかない」と話した。

 地元の観光業者などでつくる「江の島振興連絡協議会」の湯浅裕一会長も「みんな楽しみにしてたのに。うまくいってほしいが……」と残念な様子。昨年5月に婚約準備が報じられた際は「お二人でぜひ江の島に」と笑顔で話していた。

 小室さんの自宅近くの大倉山商店街。昨年9月の婚約内定会見の日には、通行人に無料で地元名産の梅酒を振る舞うイベントを開いた。振興組合の須田茂松理事長は「結婚を祝うイベントもやりたいと思っていたので残念だが、見守っていくしかない」と語った。

     ◇

 秋篠宮家の長女眞子さまの結婚延期が明らかになってから一夜明けた7日、秋篠宮ご夫妻は東京都台東区の日本学士院を訪れ、若手研究者を顕彰する日本学術振興会賞と日本学士院学術奨励賞の授賞式に出席した。同じころ、眞子さまは千代田区の仕事場に出勤し、ビル前に集まった報道陣に軽く一礼した。

 車で到着したご夫妻は、関係者に笑顔であいさつ。授賞式では拍手で受賞者をたたえた。秋篠宮さまは「今後もこの受賞を契機の一つとしてさらに充実した研究を進められ、世界的に活躍されることを願っております」とおことばを述べた。授賞式後に開かれた記念茶会では、関係者らと和やかに懇談していた。(多田晃子)