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台湾北東部でM6.0の地震

 花蓮市の中心街で日本料理店を経営する溝渕剛さん(48)は、自宅2階のベッドで寝ようとしたところ、下から突き上げるような縦揺れに襲われた。揺れは30秒ほど続いたように感じた。

 部屋のテレビやタンスは倒れ、足の踏み場もない状態になったが、家族にけがはなかったという。自宅から約300メートル離れたところに、地震によって1階がつぶれたホテルがある。溝渕さんは、このホテルの風呂に毎日通っているといい、地震の2時間ほど前にも、14歳と10歳と2歳の子ども3人を連れて風呂に入ってきたばかりだった。

 2日前、ホテルの1階ロビーにいたときに、小さな地震にあった。この時は、大きな建物だから地震があっても大丈夫だろうと考えていたという。「そのホテルがつぶれたと聞いて本当にびっくりしている」と話す。

 近くの別の建物ではエレベーターが停止し、救出活動が続く。溝渕さんは台湾に20年ほど住んでいるが、「こんなに大きな地震は初めて」。いまも余震が続いており、現地の日本人会の仲間に連絡をとって安否確認をするという。(大津智義)

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