[PR]

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加する北朝鮮の応援団や取材団などの一行280人が7日、陸路で韓国に入った。韓国統一省によると午前9時半ごろ、韓国側の通関ゲートのある京畿道都羅山に到着した。五輪会場がある江原道(カンウォンド)にバスで移動するとみられる。

 一行のうち応援団は229人を占め、女性が主体。北朝鮮が応援団を韓国に派遣するのは2005年の仁川アジア陸上選手権以来。北朝鮮は14年の仁川アジア大会でも応援団派遣を表明したが、直前に「南側が応援団の規模などに言いがかりをつけた」として派遣を取りやめた経緯がある。

 北朝鮮の応援団は過去には選手以上にメディアの話題を集めたこともあり、韓国の市民を取り込む心理戦との見方もある。北朝鮮選手のほか、女子アイスホッケーの南北合同チームを応援する。

 一方、6日夕、北朝鮮から万景峰92号で江原道・墨湖港に到着した三池淵管弦楽団の一行は7日朝に初上陸。バス5台に分乗し、午前9時半ごろ、五輪祝賀公演のリハーサルのために江陵(カンヌン)市の江陵アートセンターに入った。玄松月(ヒョンソンウォル)団長らは取材陣には無言だった。楽団は7日、同会場で初公演を行う。(江陵=武田肇)