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 将棋の中学生棋士として史上初の五段に昇段した藤井聡太(そうた)五段(15)が8日、大阪市福島区の関西将棋会館で、牧野光則五段(29)と対局している。

 棋王戦(共同通信社主催)の予選の初戦。対局は午前10時に始まった。持ち時間は各4時間。終局は同日夜になる見通し。

 藤井五段は、将棋界に5人しかいない、中学在学中にプロ入りを決めた「中学生棋士」の一人。中学生棋士の顔ぶれは加藤一二三(ひふみ)・九段(78)、谷川浩司九段(55)、羽生善治竜王(47)、渡辺明棋王(33)、そして藤井五段。このうち、中学在学中に五段に昇段したのは、藤井五段だけだ。

 日本将棋連盟によると、藤井五段の通算成績は62勝11敗、勝率8割4分9厘。今年度の成績は63対局、52勝11敗、勝率8割2分5厘。将棋界の記録4部門(対局数、勝ち数、勝率、連勝)で今年度のトップ独占をうかがう勢いだ。

 棋王戦は全棋士と女流名人、アマ名人が参加。予選をトーナメントで行い、その通過者とシード者で本戦トーナメントを行い、挑戦者を決める。例年2~3月に五番勝負がある。渡辺明棋王(33)に永瀬拓矢七段(25)が挑戦する五番勝負は12日に開幕する。(佐藤圭司)