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 将棋の中学生棋士として、史上初の五段に昇段した藤井聡太(そうた)五段(15)が8日、大阪市福島区の関西将棋会館であった棋王戦(共同通信社主催)の予選の初戦で、牧野光則五段(29)に102手で勝った。

 日本将棋連盟によると、藤井五段の通算成績は63勝11敗、今年度の成績は53勝11敗となった。

 この日の対局は午前10時に始まり、午後7時16分に終局した。藤井五段の次の対局は14日の新人王戦で、古森悠太(こもりゆうた)四段(22)と対戦する。

 終局後、藤井五段は新人王戦について「前期は準々決勝で敗退してしまった。トップ棋士への登竜門でもある棋戦と思っているので、上を目指したいという気持ちはある」と語った。

 棋王戦は、将棋界の8大タイトル戦の一つ。全棋士と女流名人、アマ名人が参加。予選をトーナメントで行い、その通過者とシード者で本戦トーナメントを行い、挑戦者を決める。例年2~3月に五番勝負がある。渡辺明棋王(33)に永瀬拓矢七段(25)が挑戦する棋王戦五番勝負は12日に開幕する。現在進行中の予選は、その次の挑戦者を決めるための戦いだ。(佐藤圭司)