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 平昌(ピョンチャン)冬季五輪にあわせ、北朝鮮の貨客船「万景峰(マンギョンボン)92号」が五輪会場近くの港に寄港したことについて、菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、「国際社会全体として北朝鮮に対する圧力を強化する必要がある中、圧力をそぎかねない行動は避ける必要がある」と述べ、寄港を認めた韓国政府の対応を批判した。

 韓国政府は、独自制裁で北朝鮮船舶の韓国領海の通過や寄港を禁じているが、「五輪成功のため」として、北朝鮮の管弦楽団を乗せた同号の寄港を例外扱いにした。

 菅氏は、北朝鮮が五輪をめぐる南北協議を通じて、核・ミサイル開発を継続するための時間稼ぎや米韓合同軍事演習の中止などを狙っていると指摘。「北朝鮮のほほえみ外交に目を奪われてはならない」と述べ、日米韓を中心に北朝鮮への圧力を最大限まで高める必要性を改めて強調した。