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特派員リポート 福田直之(中国総局員)

 中国北部の内モンゴル自治区にあるオルドス市にはモンゴル帝国のチンギス・ハーン陵がある。この都市の名が近年、全国に知れ渡ったのは2004年に砂漠を切り開いて始まった不動産開発の失敗だった。当時、現地の石炭産業の活況を背景にできた開発区に次々とビルが建ち、09年に居住が始まった。だが、当時のニュースを見ると、初期の住人は3万人以下と報道されていた。

 14年の夏、同自治区をバスで旅行し、オルドス市に近づいたときのことだ。バスガイドが「この先には『あの有名な』オルドスがあります」と案内すると、周りの乗客はざわめいた。当時オルドス市の開発地区は中国語で「魔鬼城(悪魔の街)」と言われていた。人気のない街の様子がまるで悪魔の住む街に見えたことから付いた名前だった。

 今年1月の半ば、製鉄産業で有…

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