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 平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加する北朝鮮の応援団や取材団などの一行280人が7日、滞在先の韓国・江原道(カンウォンド)麟蹄(インジェ)郡のリゾートホテルに到着した。韓国メディアが「美女(ミニョ)応援団」と呼ぶ女性主体の応援団が韓国に入るのは12年ぶり。数百人のメディア関係者が殺到する関心の高さだった。警備のために大勢の警察官が動員され、市民と接触する機会はなかった。

 応援団は赤色のコートに黒い帽子というおそろいの服装。ベースやホルンなどの楽器も運び込んだ。ホテルでは報道陣にほほえんだり、手を振ったりしたが、感想を求める質問には応じなかった。貸し切られたホテルには「北側応援団を歓迎します」「我々は一つ」と記された横断幕がかけられた。ホテル関係者によると、一行のために特別な食事メニューが準備された。南北で言葉や習慣の違いがあることを踏まえて従業員教育も行われたという。

 一行は金日国(キムイルグク)・体育相兼民族五輪委員長が団長を務め、陸路で入国。京畿道坡州(キョンギドパジュ)市の通関ゲートで、金氏は代表取材に「すべての力を合わせて今回の大会を成功させよう」と語った。一行には朝鮮中央通信の記者らも同行し、韓国側の取材陣の姿を撮影する場面もあった。(麟蹄郡=武田肇)

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