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 鹿児島のお酒といえば焼酎。しかし、ウイスキーづくりに参入している焼酎メーカーもある。世界的なウイスキー需要の拡大や海外での国産ウイスキーの評価の高まりを受けて、海外への事業展開も見すえる。県産ウイスキーの名が焼酎と肩を並べる日が、近い将来やってくるかも――。

 東シナ海に臨み、潮風が吹き込む日置市日吉町神之川に昨年11月、ウイスキーを生産する小正(こまさ)醸造(鹿児島市)の嘉之助蒸留所が完成した。

 吹き抜けのエントランスホールに足を踏み入れると、まろやかな麦芽の香りが漂う。小正芳嗣専務(39)によると、原酒を造る蒸留から、たるに入れて貯蔵して熟成するまで、全工程をこの蒸留所で手がけ、年間10万リットルのペースでウイスキーを生産する。

 同社は1883年の創業。焼酎…

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