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 アイスホッケー女子日本代表(愛称・スマイルジャパン)は14日、1次リーグ最終戦で韓国・北朝鮮合同チーム(コリア)と対戦する。1次リーグ敗退は決まっているが、日本女子にとっては五輪初白星がかかった大事な一戦。同じく2連敗中のコリアも地元での初勝利を目指して、カナダ人のサラ・マリー監督(29)が奮闘している。

 「今のサラはトランプ(米大統領)よりエネルギッシュだ」。1998年長野五輪カナダ代表アシスタントコーチと、北米プロアイスホッケーリーグ(NHL)コーチを務めた経験がある父のアンディさんは、米メディアにこう話した。

 マリー監督はDFとして米大学リーグを2度制し、その後はスイスのチームなどでプレー。韓国協会に父のNHL時代の友人がいた縁で、2014年に監督就任のオファーを受けた。

 就任を決断したきっかけの一つが、韓国女子アイスホッケーの現状を知ったことだった。「韓国には女子チームが少ない。小さい頃は男の子と遊べるけど、10代になったらもう終わり。そんなのつらい」。自身がアイスホッケー大国で育ってきただけに、胸が痛んだ。「地元開催の五輪で、何かを変えられるかも」

 韓国の世界ランキング22位は出場8カ国で最低だが、前回ソチ五輪前より六つも順位を上げた。北朝鮮との合同チーム結成により思わぬ形で注目を集めたが、北朝鮮選手のために連係プレーの教科書を作ったり、選手全員で食事をするよう働きかけたりと持ち前の明るさで乗り切る。「このチームの指導をエンジョイしているし、ここにいるのは試合をするため。その他のことは大した問題じゃない」(渡辺芳枝)

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