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 4月からの新しい診療報酬で、医療体制の「入院から在宅」へのシフトに向けてさらにアクセルが踏み込まれることになった。「遠隔診療」と「チーム医療」が拡充され、みとりでは介護と連携する。一定の対策は取られたことになるが、これで7年後に迫った「2025年問題」を乗り切れるのか。

「オンライン診察料」を新設

 「こんにちは。年末年始はどうしていました?」

 福岡市の診療所「たろうクリニック」の診察室で1月下旬、ノートパソコンの画面に診察の予約をしていた市内の女性(87)とその長女(56)が映し出されると、内田直樹院長(39)がこう話しかけた。

 内田院長は認知症などが専門。アルツハイマー型認知症を患って通院していた女性に勧め、17年夏から一部を遠隔診療に代えた。女性と長女はスマートフォンを使い、診察は15分ほどで終了。女性の近況を報告する役目の長女は「家で受診できるので介護する私の負担も減る」と話す。

 内田院長が遠隔診療を始めたのは17年。診療所から半径16キロメートルで訪問診療をしているが、移動に車で片道30分かかることもある。それなのに診察時間は15分ほど。「運転時間を治療に回せれば患者をより多く診られる」と考えたのがきっかけで、今は2人の患者に遠隔診療をする。

 遠隔診療について公的保険は長…

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