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9日に開会式を迎える平昌冬季五輪。2年後の2020年には、東京で夏季五輪が開かれる。平昌から、東京は何を学べるのか。

 平昌から南西へ約150キロ。「鎮川選手村」は8日、いつもと変わらぬ空気が流れていた。「残っているのは夏季競技の選手です」と広報担当のキム・サンギさん(32)は笑った。

 「選手村」は国営のトレーニングセンターだ。泰陵(1966年)、高地トレーニング用の太白(98年)に続いて昨秋完成した。160万平方メートルの敷地に宿泊棟と21の練習施設、高度な医科学研究を活用した指導――。各地から選ばれた最大で35のスポーツの1150選手が、寝泊まりしながら練習に励む。

 韓国代表の実力者、女子スピードスケートの李相花(28)も小学生から泰陵で滑った。「女子に有力選手がおらず、男子と練習していた」と当時のコーチはいう。14歳で国際大会デビュー。2010年バンクーバー、14年ソチで連続五輪金メダルと駆け上がった。

 韓国の子どもにとって、乱暴に言えばスポーツに関してはエリート選手を目指すか、見る方に回るか、二者択一を迫られる。

 頂点を目指すなら体育中学(11校)、体育高校(16校)へと進む。そこで認められれば国代表やその候補として、晴れて選手村に入ることができる。

 スポーツにこだわらなければ環境は大きく異なる。一般の中学・高校で体育の授業や部活動は軽視されているからだ。厳しい受験競争が、その背景にある。

 「韓国はトップ選手の活躍を見…

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