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 4日の沖縄県名護市長選で初当選した渡具知武豊市長(56)の就任式が8日、市役所であった。渡具知氏は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題について、「分断はずっと尾を引いている。市民がいがみあうことがないよう、私の考えを丁寧に説明していくことが必要だ」と記者団に述べた。具体的な考えは明らかにしなかった。

 渡具知氏は辺野古問題について、市長選を通じ、「(国と県の)裁判の行方を注視する」とする一方、米軍基地の再編交付金は受け取る意向を示していた。

 就任式では、職員を前に「みなさんには思想信条を超えて、公務員として市政の運営に共に取り組んで欲しい」とあいさつした。

 渡具知氏は来週には上京し、政府や市長選で支援を受けた自民党関係者らと面会する予定。(小山謙太郎)