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 パソコンやスマートフォンを使って医師が患者と対面せずに診察をする「遠隔診療」について、厚生労働省は8日、「オンライン診療」と呼称を統一することを決めた。へき地や離島などの物理的な距離がある状況に加え、在宅医療の現場や医療機関を訪れる時間がない人らに利用が広がりつつある実態に合わせた。

 この日開かれた、診療方法のガイドラインを策定する有識者会議で合意した。

 医師法は、医師が自ら診察せずに治療することを禁じている。厚労省は、初診は原則対面で、病状が安定している場合などは、遠隔診療を可能とする通知を出してきた。中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)は7日、4月からの診療報酬に「オンライン診療料」を新設し、生活習慣病の診療などを対象とすることを決めた。

 ただしこうした診療に関するルールは未整備だった。有識者会議は今後、対象患者の範囲や本人確認の仕方、適切な通信環境などを議論し、今年度末にガイドラインを作る。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/野中良祐