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 バレンタインデーってどんな日なのか――。朝日新聞の投稿欄「声」にいただいた中高生たちの投稿の中から、素朴な疑問や率直な意見を抜き出して、俳優の瀬戸康史さん(29)にお尋ねしてきました。お菓子作りの番組「グレーテルのかまど」(NHK)にレギュラー出演し、放送中のドラマ「海月姫(くらげひめ)」(フジテレビ系)では女装男子の役に挑む瀬戸さんが指南する、バレンタインの心得とは?

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 投稿の中には、甘酸っぱい「告白」も、もちろんあります。「小学生の時、友人たちに背中を押されて好きな男の子の家のチャイムを鳴らす。しかしいくら待っても誰も出てこない。がっかりしながら、少し安心して、ドアノブにお菓子を懸けて帰った」(広島県 高校女)

 ただ、女子から男子へのプレゼントだけでバレンタインデーを語ることはできません。静岡県の高2女子の表現を借りれば「女子力王決定戦みたいに、ある意味戦いの日でもある」のです。

 「彼氏のいない寂しい3人姉妹だが、友達や部活の先輩後輩に渡す『友チョコ』を大量に作るので、前日は台所の争奪戦になる」(神奈川県 高2女)

 「友達と作りながら、男子にあげるのか、誰にあげるのか、恋愛トークが始まると止まりません」(神奈川県 高2女)

 「生チョコとガトーショコラがとても好評で『お店が出せるね』と言われ、一番うれしかった」(広島県 高校女)

 「お菓子企業の戦略に乗せられていることも十分理解している。しかし、お菓子を作れる私ってすごい、と満足できるし、何よりお菓子が好きなのだ」(千葉県 高3女)

 《瀬戸さん》 「グレーテルのかまど」でこれまで100種類以上は作ったと思うんですが、お菓子づくりは面白いですよね。僕はいろんなパーツを組み合わせていって一つの物を作る、いわばプラモデルみたいに、完成させる楽しさを味わっています。手作りする皆さんは、相手の喜んでくれる顔を想像しながら作るのだと思うんですが、そこで一生懸命になるのは素晴らしい。

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 そんな女子たちの盛り上がりを見つめる男子は。

 「男子のステータスに直結するから、チョコの数は重要な問題。いくつもらえたか話すとき、母や妹からもらった分もカウントしてしまう」(千葉県 高3男)

 「1年間いかに女性と仲良くできたのか結果を知る好機。積極的に自分から話しかけるように努力したら、もらえるチョコの数が急増した」(東京都 高2男)

 《瀬戸さん》 まあ、言わんとするところは分かるけど、数に執着し過ぎても、っていう感じがするなぁ。大切に思ってくれる人が1人いれば十分じゃないですかねえ。男のステータスって、他人の評価どうこうより、自分がどれだけ人にしてあげられるか、じゃないのかな。まずは自分を磨きましょう。

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 男子で圧倒的に多かったのは、不幸にして縁のなかった皆さん。

 「夕日の差し込む教室で、ほお…

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