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 ティラーソン米国務長官は8日、訪米した中国の外交トップの楊潔篪(ヤンチエチー)・国務委員と国務省内で会談した。米国務省によると、双方は核・ミサイルで挑発をする北朝鮮への圧力強化で一致。北朝鮮が制裁逃れのために行っている海上密輸に中国船の関与が指摘されていることから、米側は取り締まり強化を求めたとみられる。

 中国側は、平昌冬季五輪をきっかけに融和姿勢を見せる北朝鮮と米国との直接対話が進むことを期待し、4月に予定されている米韓合同軍事演習の延期を求めている。だが、米側は改めて北朝鮮が核・ミサイルを放棄するために「最大限の圧力」をかける方針を強調し、中国側に制裁強化を呼びかけた形だ。

 国務省のナウアート報道官によると、双方は米中の貿易不均衡問題についても議論した。トランプ政権は中国が米国企業の知的財産を侵害している疑いがあるとして通商法301条に基づく調査のほか、安全保障を理由にした鉄鋼やアルミ製品の輸入制限などの実施も検討しており、貿易摩擦が強まっている。

 一方、中国外務省によると楊氏…

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