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 平昌冬季五輪が開幕する9日、夜の開会式に先立ち、フィギュアスケート団体戦が始まり、男子とペアのショートプログラム(SP)があった。日本の男子は全日本王者で20歳の宇野昌磨(トヨタ自動車)が103・25点で1位。ペアの須崎海羽(みう)、木原龍一組(木下ク)は自己ベストを更新し、57・42点で8位。2種目終了時点の順位点などの合計で日本は3位につけた。1位はカナダで、2位は米国。11日に女子SPとアイスダンスのショートダンスがある。4種目の順位点合計の上位5チームがフリーに進む。

 男子の宇野は、冒頭の4回転フリップジャンプの着氷が乱れて手をついたが、その後は持ち直した。基礎点が1・1倍になる後半の4回転トーループ―3回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)を決め、さらに出来栄えの評価で加点された。スピンは最高のレベル4を並べた。

 2位は、今季のグランプリ(GP)シリーズNHK杯3位のアレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)で88・49点。前回のソチ大会個人銀メダルのパトリック・チャン(カナダ)が81・66点で3位。GPファイナルを制した18歳のネーサン・チェン(米)はジャンプの失敗が響き、80・61点で4位だった。

 チャンは3本のジャンプをミスしたが、持ち味の美しい演技を披露し、演技構成点で得点を稼いた。チェンは冒頭の4回転フリップの着氷が乱れ、2本目の4回転トーループも2回転に。最後の3回転半でも転倒し、得点が伸びなかった。

 ペアの須崎、木原組は3番目に登場し、フィギュアスケートをテーマにした日本のアニメ「ユーリ!!! on ICE」の曲にのせ、のびのびと滑った。得点源の3回転ルッツやスロー3回転サルコーを着氷し、得点を伸ばした。

 ペアの1位は、「ロシアからの五輪選手(OAR)」で今季GP2勝のエフゲニア・タラソワ、ウラジーミル・モロゾフ組で80・92点。GPファイナル3位のミーガン・デュアメル、エリック・ラドフォード組(カナダ)が76・57点で2位に入り、GPファイナル覇者のアリョーナ・サブチェンコ、ブルーノ・マソ組(ドイツ)が75・36点で3位だった。