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 動画配信サービス「Hulu(フールー)」の子ども向け番組内で放送された「あたしおかあさんだから」という歌の歌詞に対し、ネット上などで「母親の自己犠牲を賛美している」などと批判の声があがり、作詞を担当した絵本作家・のぶみさんらが謝罪。Huluは動画の歌が流れる場面を削除した。

 番組は「だい!だい!だいすけおにいさん!!」。NHKの教育番組のうたのお兄さん役だった横山だいすけさんが出演している。のぶみさんは「ママがおばけになっちゃった!」などの著作がある。

 歌詞は「一人暮らししてたの おかあさんになるまえ ヒールはいてネイルして 立派に働けるって強がってた」という女性が、「今は爪きるわ 子供と遊ぶため 走れる服着るの パートいくから」「眠いまま朝5時に起きるの」と、自分より子どもを優先するようになった設定。

 この歌詞をめぐり、ネット上で「育児や家事するのは母親だけですか? ワンオペ(育児)推奨の歌ですか」などと疑問視する声が出た。「泣きました。解(わか)ってくれる人もいるんだなと感じた」と共感する声もあったが、のぶみさんは8日、フェイスブックで、母親たちに取材して書いた歌詞だと説明したうえで、「たくさんの人にご迷惑おかけしました! もう一度おかあさんに聞いて書き直したい気持ちでいっぱいです!」と謝罪した。

 横山さんもブログで「結果的に応援してくれているみなさんを傷つけてしまったり辛(つら)い思いをさせてしまいました」と記した。