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 沖縄本島北部西岸の本部(もとぶ)町や今帰仁(なきじん)村の海岸で8日、油状の固まりなどが漂着しているのが見つかった。1月に東シナ海で起きたタンカー事故による流出油の可能性もあるとみて、第11管区海上保安本部(那覇市)が調べている。

 11管によると、8日午前11時55分ごろ、環境省那覇自然環境事務所から「今帰仁村の海岸に油が付着したペットボトルが流れ着いた」と連絡があり、その後、本部町からも同様の通報があった。11管は9日午前までに、備瀬(びせ)海岸など両町村の5カ所から、油のような数十センチの黒い固まり計16個と、油状のものが付いた漂着ごみのペットボトル計24本を回収。成分はわかっていないが、いずれも強い刺激臭がするという。

 東シナ海では1月6日、中国・上海沖約300キロの海上で、パナマ船籍のタンカーが貨物船と衝突。漂流したのち14日に日本の排他的経済水域(EEZ)内で爆発して沈没し、大量の油が流出した。今月になって鹿児島県・奄美大島などで油の漂着が相次いでいた。