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 内戦が続くシリアの首都ダマスカス近郊にある反体制派の拠点、東グータ地区で8日、アサド政権軍側による空爆で76人が死亡した。同地区に対しては集中的な空爆が続いており、8日までの4日間で計229人が死亡した。反体制派の在英NGO「シリア人権監視団」が発表した。

 監視団によると、死者229人のうち、18歳以下の子どもが58人、女性が43人を占める。負傷者は約700人にのぼる。2013年秋から政権軍による包囲が続く同地区では、医薬品不足が深刻で、医療体制は崩壊している。負傷者に十分な治療ができないため、監視団は今後も死者数が増えると予測している。

 国連児童基金のヘンリエッタ・フォア事務局長は8日、「包囲されて身動きがとれず、容赦ない激しい暴力にさられる子どもにとって、生きることは悪夢だ」との声明を発表。すぐに戦闘を停止し、子どもの保護を最優先にするよう求めた。(イスタンブール=其山史晃)

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