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 9日夜の平昌五輪の開会式で、会場の中央に突然舞うように「人面鳥」が現れた。国際映像で一瞬、顔が大写しになり、日本の視聴者からはツイッターで驚きの声が上がった。

 人面鳥が登場したのは、選手が入場行進する前の、韓国の歴史と文化をアピールするアトラクションの一場面。報道各社に配られた開会式のガイドブックによると、人の顔をした鳥は高句麗時代(紀元前1世紀~7世紀)の壁画に描かれており、韓国の神話に出てくる不死鳥の元になったという。韓国で不死鳥は「平和な時代にしか現れない」とされていることもあり、「平和の祭典」をうたう五輪の開会式に起用されたと思われる。

 テレビではごく短時間映し出されただけだが、日本のツイッターでは「韓国じゃ縁起物なのかもしれないけど、正直怖い」「子供が見たら泣いちゃうレベル」など驚きの書き込みが相次いだ。

 式典総監督を務めた演出家の宋承桓(ソンスンファン)さんは開会式から一夜明けた10日の記者会見で、「人面鳥は平和の象徴。韓国の過去、現在、未来の三つの世代をつなぎたかった」と狙いを説明した。