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 東日本大震災と福島原発事故の被害や教訓を伝え、被災地への継続的な支援のシンボルにしようと10日、福島県富岡町の桜が、野洲市冨波甲のコープしが本部の敷地に植えられた。

 苗木は、桜の名所として知られる富岡町の「夜(よ)の森地区」の桜から育てたもの。原発事故の影響で、桜並木の大半が「帰還困難区域」になった。被災地の人々との交流や募金などの支援を続けているコープしがが、コープふくしま(福島市)を通じて、町から苗木の寄贈を受けた。

 この日の植樹式には、コープしがの役員や組合員、コープふくしまの役員ら約50人が参加。代表の5人が高さ80センチほどの苗木に、スコップで土をかけた。

 参加したコープふくしまの根本茂・執行役員は「この桜が、震災や被災地についての情報発信につながれば。滋賀で暮らす福島の人たちのよりどころになってほしい」と話した。(八百板一平)