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 香港・新界地区で10日午後6時(日本時間同7時)過ぎ、2階建ての路線バスが横転した。香港政府によると、11日夕までに19人の死亡が確認された。負傷者は66人で、うち11人が重体、21人が重傷。バスは路線沿いの競馬場で競馬をした乗客らで満員だった。乗客からは「速度を出しすぎていた」との証言が出ている。

 地元メディアによると、事故現場は下り坂のカーブ。バスはカーブを曲がりきれず、街灯に衝突して道路脇に横転。大破した車内に大勢の乗客が閉じ込められた。バスの出発が予定より遅れたため、運転手と乗客が言い争いになったという情報もある。乗客の一部が走行中、「速度の出しすぎ」と運転手に注意していたという。30歳の運転手が危険運転致死の疑いで逮捕された。

 在香港日本総領事館によると、日本人の死傷者がいるとの情報はないという。

 香港政府トップの林鄭月娥行政長官は11日の記者会見で、香港競馬会などから見舞金として遺族に30万香港ドル(約420万円)が贈られることを明らかにした。(益満雄一郎)

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