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 春の訪れを告げる伝統の「白河だるま市」が11日、白河市であった。まだ冬の冷たさが残る風が吹く中、福を求める観光客や市民らでにぎわった。

 市内中心部の通り約1・5キロには、だるまや招き猫などの露店が500以上立ち並び、呼び込みの威勢良いかけ声が飛んだ。だるまを二つ買った須賀川市の円谷愛乃さん(22)は「みんなが健康でいられるように願いを込めました」と話した。

 白河だるまは、江戸時代後期に藩主松平定信が地場産業振興のため、お抱え絵師の谷文晁(たにぶんちょう)に命じて作らせたと伝えられている。顔に鶴亀や松竹梅などが描かれ、縁起物として人気がある。