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 日本の彫刻史上に名高い仏師で鎌倉時代に活躍した運慶作の可能性がある、奈良・興福寺の四天王像(13世紀、国宝)が、これまで安置されていた南円堂から、今秋完成予定の中金堂に移された。詳しい記録は不明だが、江戸時代の1717年の火災以来約300年ぶりの「お引っ越し」とみられる。一方、南円堂には運慶の父、康慶(こうけい)の四天王像(1189年、国重要文化財)などが旧金堂(今の仮講堂)から戻った。

 15日に東京であった興福寺の文化講座で、多川文彦・境内管理室次長が明らかにした。昨秋に東京・上野の東京国立博物館であった特別展「運慶」に出展した国宝像と重文像計8体は終了後の返還に合わせ、国宝像を中金堂に、旧金堂にあった重文像を南円堂に、それぞれ移した。

 近年の研究で国宝像はもともと、肖像彫刻の最高傑作とされる無著(むじゃく)・世親菩薩(せしんぼさつ)像(国宝)などとともに、興福寺北円堂にあったと推定されている。また、重文像については、康慶が南円堂の本尊と同時に制作したことがわかっている。

 興福寺は奈良時代の創建以降、…

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