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 2020年の東京五輪までに羽田空港の国際線の発着枠を増やすため、首都圏上空を低空で飛行する新ルートを国土交通省が計画している。これを受けて港区の7町会や市民団体は13日、計画撤廃を含む再検討を国に求めるよう、港区議会に請願を提出した。

 請願を提出したのは同区白金台や高輪などの7町会と市民団体「みなとの空を守る会」。住民の間には騒音や落下物事故などへの不安があるといい、「区民の安心・安全、生活環境を守る立場から国に再検討を強く申し入れていただきたい」と要望した。

 新飛行ルートは南風の時に埼玉県上空を通って練馬から渋谷、品川と高度を下げながら着陸することなどが検討されている。騒音による生活への影響を考慮し新ルートは午後3~7時に限定。新ルートの設定などで深夜・早朝を除く国際線の発着回数は年間最大3・9万回増え計9・9万回になるという。(向井宏樹)