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患者を生きる・母子感染(3)

 2009年1月、29週で生まれた神奈川県茅ケ崎市の相原未来さん(9)は母知子さん(37)のおなかにいる時に「サイトメガロウイルス」に感染した。心臓の病気「動脈管開存症」になり、人工呼吸器につながれた状態が続いた。

 その後、検査で知子さんも妊娠中にこのウイルスに感染していたことがわかった。「私のせいでこの子に一生残る障害を与えてしまったかもしれない」と自分を責めた。同時に「何でこんな大事な情報を妊娠中にだれも教えてくれなかったんだろう」との思いが膨らんだ。ただ、インターネットで調べてもこの病気の情報は少なかった。未来さんが今後どうなってしまうのか不安が募った。

 横浜市大病院で主治医だった岩…

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