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 トップタイムから1分40秒ほど遅れてのゴール。13日の平昌五輪ノルディックスキー距離女子スプリント・クラシカル予選。イスラム圏のイランから参加したサマネイ・ビーラミバヘルは、68人のうち最下位に終わっても、晴れやかだった。「五輪に出られたことがうれしい」

 テヘランに住む26歳。大学院で建築学を専攻し、職業は大学准教授だという。近郊のスキー場で練習できるのは年に3カ月ほど。だが、今季は雪が降り始めるのが1カ月ほど遅く、数週間しか滑れなかった。距離スキー用のコースはなく、滑るのは傾斜が急なスキー場だ。同国の女性距離選手は1人だけ。「距離スキーなんて誰も知らない。五輪のコースは平たくて素晴らしかった」

 イランは1979年のイスラム…

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