[PR]

 大阪大は14日、2月4日に実施した今年のAO・推薦入試(世界適塾入試)で、受験生が閲覧できるはずの資料を見せずに口頭試問をしていたと発表した。7日の合格発表後にミスが判明し、不合格だった受験生に連絡を取って希望者4人に再試験を行い、1人を追加合格にした。

 大阪大によると、ミスがあったのは基礎工学部システム科学科の入試で、2次選考の口頭試問を36人が受験した。面接室では、机の上で必要に応じて試験問題などが閲覧できる仕組みだったが、四つの面接室のうちの一つでは見ることができなかった。担当した教授が資料を机の上に用意するのを忘れ、手元に持っていたのが原因だった。

 大阪大は面接をした教授3人を訓告、学部長を厳重注意の処分とした。西尾章治郎総長は「昨年来、入試にかかる問題が発生し、全学を挙げて再発防止に取り組む中、自覚と責任感を欠いた行動は極めて遺憾」とのコメントを出した。