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 バチカン・システィーナ礼拝堂を再現した大塚国際美術館(鳴門市)のホールで15日、伝説的盗賊の石川五右衛門をテーマにした新作歌舞伎「GOEMON ロマネスク」の公演が始まった。18日まで。

 8回目を迎えた「システィーナ歌舞伎」。ミケランジェロの大作「天地創造」や「最後の審判」などの陶板画に囲まれる特別な空間での、和洋を織り交ぜた演出が見ものだ。

 安土桃山時代、石川五右衛門が、実はスペイン人の神父と日本人女性の間に生まれた子どもだったという物語。五右衛門がイスパニア(スペイン)にいる父との再会を夢見て旅立つ。片岡愛之助さんが五右衛門と神父の二役を演じている。

 舞台では、琴や太鼓、フラメンコギターなど和洋の楽器がハーモニーを奏でる中、歌舞伎の繊細でなめらかな動きや、フラメンコの足を踏みならす激しい踊りが披露された。初回公演を終えた片岡さんは「みんなの力を一つにまとめ、すばらしい公演にしていきたい」と話した。

 各日2回公演。一部当日券の販売がある。問い合わせは同館(088・687・3737)へ。(佐藤常敬)