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(15日、平昌五輪)

 カーリング女子の1次リーグ第2戦で、日本のLS北見はデンマークに8―5で勝利。出場10チーム中、この時点で唯一の開幕2連勝とした。

 カナダや英国などの強豪も敗れた朝の試合。初出場のLS北見はこの難局を楽しんでいた。リードの吉田夕梨花は「一瞬一瞬でアイス(氷上の状態)が変わる。石自体にも癖があるし、面白かった」と笑う。

 その前向きさが表れたのが、2点リードの第8エンド(E)、スキップ藤沢の最終投だ。円心近くには日本の石があり、その周囲にはデンマークの石が三つ。ミスをすれば大量失点につながりかねない場面だった。

 このピンチをチャンスに変えた。タイムを取って集合。相手が石を置くドローショットよりも、石をはじき出すテイクショットの方が得意だということも頭に入れ、後攻の相手にドローショットを投げさせるためのコース、強さを確認。笑顔で持ち場に戻った。

 藤沢が相手の石を二つ押し出す好ショットを決め、その後相手スキップはドローショットを失敗。日本に2点が転がり込み、勝利を決定づけた。「みんなで作ったショットです」と吉田夕は誇らしげに話した。(渡辺芳枝)