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 関西電力大飯原発3号機(おおい町)で15日、重大事故を想定した訓練が始まり、原子力規制委員会の山中伸介委員らが現地視察した。3号機は3月中旬に原子炉の起動を予定。今回は新規制基準に基づく起動前に義務付けられている訓練で、16日も実施される。

 原子炉の1次冷却水配管と、使用済み核燃料ピットの冷却系配管が破断し、全交流電源が喪失。21分後にメルトダウン(炉心溶融)が始まったとの想定。ポンプで吸い上げた海水を、送水車につないだホースで原子炉格納容器内に注水し、冷却するというのが主な訓練内容だ。

 視察後、報道陣の取材に対し、山中委員は「現場は緊張感を持って対処していた」と話した。(菱山出)