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 平昌冬季五輪は23日にフィギュアスケート女子のフリープログラムがある。ショートプログラムで4位につけた宮原知子(さとこ、19)=関大=に期待がかかる。小学校時代からの友人も現地へ駆けつけて応援する。

 宮原は立命館小学校(京都市北区)の出身。3~6年生でクラスが一緒だった立命館大2年の鶴田理佳さん(20)=同市左京区=は22日朝、「知子 SATOKO MIYAHARA」の応援幕を手に平昌に向けて出発した。

 2人は在学中、背の順で並ぶとよく前後になって仲良くなった。昼休みには一緒に図工室で毛糸やフェルトでぬいぐるみを作り、交換日記も1年以上した。

 宮原は声が小さく控えめでめったにスケートの話はしないが、どんなに忙しそうでも宿題を欠かさず、成績もよくて芯の強さを感じたという。

 鶴田さんは当時から親友の活躍を報じる記事をスクラップ帳に貼り続けてきた。記事を見つけるのがうれしくて応援しようと続けてきた。名前と結果だけだったのが年々大きな記事になり、折りたたまないと貼れないものも増えてきた。

 思い出すのは鶴田さんが6年生の時に組み体操で腕を骨折した際、宮原が見舞いに来てくれたこと。帰り際に「あげるわ。後で開けてね」と宮原が照れながら渡した封筒には、体調を気遣う手紙と、手作りのアイロンビーズ。「忙しいのに考えて作ってくれたんや」と感激した。今も大事に持っている。

 昨年12月、五輪出場を決めた宮原に「見に行くよ」とスマートフォンでメッセージを送った。翌朝、宮原から「来てくれるなんてうれしすぎる」と絵文字つきの返信があった。

 鶴田さんは「ショートは今までで一番のでき。いつもより大きい舞台で、いつもよりいい演技ができるのは努力の証し」と話す。「知子自身が納得できる演技を」と願いながら、声援を送るつもりだ。(横山輝)