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 平昌五輪で16日にフィギュアスケート男子のショートプログラム(SP)に臨む羽生結弦(ANA)には、日本以外のファンも現地に駆けつけている。

 中国・成都出身の大学生リウ・ランユーさん(22)は14日、留学先のフランスから江陵入りした。15日夜の羽生選手の公式練習のために、午前10時ごろから列に並んだという。

 結局本人は練習に現れなかったが、「もともと予想していたこと。見られたらいいなというぐらいの気持ちだった」と割り切った。2014年の中国杯で、練習中に負傷しても本番を滑りきるなど、「決してあきらめない姿が一番の魅力」という。「ソチ五輪の時から名前は知っていたけど、もっと早くから応援していればよかった」と言う。羽生選手が好きな「くまのプーさん」にちなんだサングラスをかけ、「明日からの試合を応援したい。頑張ってほしい(加油)」と話した。

 台湾・台南市に住む会社員のチェン・ウェイピンさん(29)は、羽生選手を応援するバナー(幕)を描いた。台湾にはフェイスブック上に羽生選手のファンクラブがあり、約12万人の登録者がいる。昨年のNHK杯の頃から、台湾のファンたちで寄せ書きを集めたという。バナーは今季が終わった後、本人に渡したいと考えている。「五輪で元気な姿を見せてほしい」と期待している。

 羽生選手が韓国入りした11日、韓国人の会社員ペ・チンジュさんは11日、仁川国際空港の到着ロビーで友人らと出迎えた。「きっと、この飛行機で来る」。空港にはターミナルが二つあり、到着ゲートも複数に分かれているが、「トロントから直接来るならここに違いない」と考えて待った。

 もともとアニメなどの日本文化に興味があり、羽生選手を知ったのはソチ五輪の時という。「きれいに4回転ジャンプを跳んだところにひかれました」。江陵アイスアリーナでの試合も見に行くつもりで、「韓国に来てくれてありがとう。表彰台の真ん中に立ってくれることを楽しみにしています」と話す。(藤田太郎)