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 世界自然遺産「知床」のある知床半島の周辺7町が16日、「知床」の名を掲げた自動車の「ご当地ナンバー」の導入を申請すると発表した。世界的知名度の「知床」を「走る広告塔」にし、広域観光の振興などを図る。2020年度の交付を目指す。

 7町は、道オホーツク総合振興局管内の斜里、小清水、清里と、道根室振興局管内の別海、中標津、標津、羅臼。3月に道へ申請する。当初、網走、根室の両市も導入を検討したが、いずれも住民アンケートで「不参加」を決め、導入を検討する協議会(会長=湊屋稔・羅臼町長)を離脱した。

 「知床ナンバー」をめぐっては、昨年5月、国土交通省が「ご当地ナンバー」の導入基準について、対象地域内の登録自動車台数を「10万台超」から「おおむね5万台超」にするなど緩和したのを受け、昨夏に協議会が設置された。7町の自動車登録台数は5万237台(昨年3月末現在)。

 この日、中標津町で開いた協議会で、7町での申請を最終確認した。湊屋町長は「交流人口の増大、観光・地域振興に結びつくことを考えていきたい」と話した。(神村正史)