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 2019年に日本で初めて開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)について、政府は福岡市で開く方向で最終調整に入った。当初は大阪市開催で調整していたが、25年の誘致をめざす国際博覧会(万博)と二つの国際的行事が大阪市で続くことに他の誘致自治体から不満の声が上がる懸念も考慮。福岡市周辺で会場・宿泊施設を確保できる見通しが立ち、地方創生もアピールできることから判断した。

 G20サミットの時期は19年6~11月の間で調整。2日間の予定で、主要7カ国(G7)のほか中国やロシア、インド、欧州連合(EU)などが参加。福岡市は「ヒルトン福岡シーホーク」(中央区地行浜)を主会場に想定し、昨年11月に誘致に名乗りを上げていた。福岡空港が市中心部から近く、会場までの各国首脳の警備がしやすいことも選定の材料となった。

 当初は首脳級が宿泊するスイートルームが足りないとの指摘があったが、福岡市は市内の主なホテルに改装して対応してもらう態勢を整え、昨年末に関連文書を外務省に提出した。